こんにちは、風呂巫女です。
皆さんは寝袋の下はマット派ですか、コット派ですか?
私はどちらも使うのですが、マットの方が多いです。
寝心地からいえば、断然マットよりコットの方が良いです。しかし、コットにはコットなりの弱点があります。
今回は私なりに気をつけている、キャンプツーリングでのコットとマットの使い分け方法について書いていきます。
私の使っているマットとコット

私の使っているマットはこちらです。サーマレストのzライトソルです。アルミ蒸着のおかげで保温性が高く、広げれば秒で寝床ができるという優れもの。
これの前はキャプテンスタッグのセルマットを使ってましたが、冬の寝心地は断然サーマレストです。

コットはmoonlenceのコットを使用しています。くわしくはこちらの記事でどうぞ。
コットとマットの使い分け方法①厳冬期はコットとマット併用

気温が0度を下回るような時期や寝袋の限界温度に近い環境の場合、マットとコットは併用すべきです。
コットの一番の強みは「地面の冷気が伝わらないこと」です。地面の冷たさは馬鹿になりません。なにせ触れてる面積が面積ですから、たとえアルミ蒸着マットを敷いていようが、容赦なく熱を奪っていきます。コットは宙に体を浮かせますから、その心配は0になります。
その代わり、背中は空気中の冷気に晒されます。そのため、コットにマットを敷いてやるとちょうど良い具合になります。
コットとマットの使い分け方法②キャンプスタイルで使い分け
厳冬期以外はマットとコットをどう使い分けるかは、滞在期間で考えると良いです。

どこかをベースキャンプとして二泊以上滞在する場合はコットがオススメです。
同じ場所をキャンプ地にし続ける場合、居住性の高さが旅の満足度に繋がります。1日くらいの不便は我慢できますが、何日も続くと辛い物があります。
また、コットのネックである組み立て.・撤収の手間も、同じ場所での連泊であれば一度で済みます。

移動しながら毎日キャンプ場所を変えるスタイルの場合はマットがオススメです。
マットはマットでも、銀マットやセルマットなどの、開けばすぐに寝床になるタイプのマットをオススメします。
毎日移動する場合、設営撤収の時間をいかに短くするかが勝負です。銀マットやセルマットであれば、秒で済みます。
「移動するスタイルであるなら、疲れを残さないためにコットを使うべきだ」という考え方もあるでしょうが、私の体感では撤収の手間がネック過ぎて、出発を先延ばしにしてしまうという弊害が大きかったため、コットは使いません。
コットとマットはうまく使い分けよう

寝心地が良いコットだけが全てではありません。逆に、設営撤収が楽なマットだけが全てでもありません。
全てはキャンプスタイル次第です。
道具の一長一短を使い分けてこそキャンプは豊かになります。
私なりのキャンプツーリングでのコットとマットの使い分け方法をぜひ参考にしてくださいね
関連記事