こんにちは、風呂巫女です。
今回はクッカーの選び方について、これからキャンプツーリングやラーツー、コーヒーツーリングをする方向けに解説していきます
クッカーの材質から絞り込む
クッカーにもいろいろ種類があります。まずは材質で選択肢を絞り込んでいきましょう。

①ステンレス:錆びない、丈夫、熱の伝わり方が均一。その代わり重い

②アルミ:軽い、熱の伝わり方が均一。ただしコーティングがないと傷つき、変色しやすい(使用には問題ない)。コーティングのない無垢だと最初はアルミ臭い

③チタン:一番軽く、固い。焼きが入ると超綺麗。味が食材に移らない。その代わり熱の伝わり方にムラがあり、すぐ焦げる
コーヒーやカップ麺のお湯しか沸かさないような人はどれでも良いです。強いて言うなら、コーヒーの味にこだわる人ならチタンでしょう。
調理もがっつりする人はアルミ、ステンレスのどちらかになります。正直バイクで持っていくなら、たかだか数百グラムの重さなら問題になりません。
コーティング剥げや見た目を気にする人ならステンレス、特に気にしない人はアルミが良いです。
次にクッカーの形で選ぶ
クッカーの形には大きく分けて二つあります。

①丸型:鍋のような形をしたもの

②角型:四角形に取っ手がついたもの
どちらの形が良いかは、あなたが「クッカーでよく作る即席ラーメンは何派か」で分かれます
《カップ麺派なら丸型クッカー》
クッカーでコーヒーかカップ麺のお湯しか沸かすつもりがないなら、丸型がおすすめです。
丸型のほうが容量がそこそこ大きいものが多いので、余裕を持って沸かせます。

こんな感じでクッカーもコップを入れ子状にしまえるのでコーヒーツーリング大好きマンにもおすすめです。
あと、重要なのが注ぎ口です。縁に注ぎ口がある丸型クッカーを選んでください。かなり捗ります。

このDUGのクッカーとかおすすめです。
《棒ラーメン派なら長方形の角型クッカー》
棒ラーメンラブな方は、麺をたくさん折らなくてもいい長方形の角型クッカーを選びましょう。

長方形の角型クッカーの代表例といえばメスティンです。私も使ってますが超便利です。アルミ無垢なのでむらなく温められ、料理が失敗しにくいです。猛者はこれで燻製や蒸し料理をするとか。
ただ、コーティングがないので汚れがこびりつきやすいです。気になる方は快速旅団さんでテフロン加工済みのメスティンが買えます。ちょいちょい品切れになるので、見つけたらお早めにどうぞ。
《袋ラーメン派なら正方形の角型クッカー》
チャルメラやチキンラーメンなどの袋ラーメン派な方は正方形の角型クッカーがおすすめです。

有名どころだとユニフレームの山クッカー角型ですかね。なんとこのクッカー、袋ラーメンが割らずに入ります。
アルマイト加工がされているので、傷がつきにくいです。
この形ゆえにパッキングもしやすいですし、一石二鳥でしょう。
私のメインクッカーはこれです
参考までにご紹介しますが、私のメインクッカーはこれです。

じゃん。レギュラーサイズのメスティンです。
棒ラーメン派かつ、少ない道具でなんでもしたいのでメスティンを選びました。要するにこいつはただのアルミ鍋なんで、割となんでもできるんですよね。
加えて、傷がつくとちょっと味がありませんか?

あと、長方形なので中にカトラリー類や調味料がパッキングできて省スペースです。
ただ難点を挙げるなら、作りの荒さ。買った当初、縁がバリだらけだったのでヤスリかけました。

あと、取っ手がよく取れます。鍋を振るような料理は難しいですね。やらないので良いんですが
最初は安いクッカーで済ませるのも手
スタイルが決まらずどうしてもクッカーに悩む人は、一番安いクッカーでとりあえず頑張ってみるのも手です。
チタンでもない限り、そう値が張るものでもないので。
大丈夫、そのうち勝手に増えていくから。
関連記事